炊飯器によっては、早炊きの方が水を急激に沸騰させるため、炊飯時の消費電力が増える場合もあります。普通炊きより1.2倍程度の消費電力となり、1円程度電気代が高くなる可能性があります。
炊飯時の消費電力が1番低いのは「マイコン式」の炊飯器
炊飯時の消費電力が1番低いのは「マイコン式」の炊飯器です。そのため、炊飯してすぐに冷凍保存するのであれば、マイコン式の炊飯器を選ぶのをおすすめします。
各炊飯器の省エネ機能によっても、年間数百円ですが電気代に差が生まれます。 電気代が気になるのであれば、購入前に省エネ機能も比較することをおすすめします。
数円でも、日々の意識が大切
炊飯器を使うと1回あたり4~5円、保温は1時間あたり0.5円です。毎回食事のたびに炊飯するよりも、1度にたくさん炊いて冷凍保存しておき、電子レンジで温めたほうがお得です。
また、省エネ機能がついた炊飯器もありますので、もし買い替えを検討しているのであれば、消費電力が少ない炊飯器をチェックしてみてくださいね。
炊飯器だけでは1日数円の節約ですが、毎日色々なところで節約できる局面があります。日々節約意識を持つことが、節約の近道になるのではないでしょうか。
文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。
(2024年05月11日公開記事)