米ソ冷戦時代のアメリカ陸軍の超極秘計画「スターゲイト計画(Stargate Project)」は、軍事作戦に遠隔透視能力(リモート・ヴューイング)を活用させる目的で組織されたが、このスターゲイト計画から枝分かれした「プロジェクト8200」が存在していたことがまことしやかに伝えられている――。

■遠隔透視者が見た地球上にある4つのUFO基地

 10年以上にわたり、ジョゼフ・マクモニーグル、メル・ライリー、ポール・H・スミスなどの超能力者に遠隔透視の訓練を行った諜報プログラム「スターゲイト計画(Stargate Project)」の作戦・訓練担当官であるF・ホームズ・アトウォーターは軍を退役した後に執筆した著作『Captain of My Ship, Master of My Soul』でスターゲイト計画に関わる重要な事実を明らかにしている。

 アトウォーターによると、スターゲイト計画から分岐した「プロジェクト8200」というコードネームで呼ばれたプロジェクトでは、パトリック・プライスという超能力者(遠隔透視能力者)を主力にした作戦が実行されていた。

 プライスには、カザフスタンにあるソ連の施設の座標が与えられ、その内部の様子の透視が課されのだが、彼はは施設とレールに取り付けられた産業用クレーンのスケッチを正確に描くことに成功し、後にCIAがそれを検証して確認したのだ。

 プライスにとってこの作戦は非常に退屈だったので、プライスと同僚の超能力者、インゴ・スワンはことあるごとにほかの惑星への“旅行”に出かけ、木星や月のような衛星で見たものを詳しく報告して周囲を驚かせた。プライスらによれば、月の地表には巨大な塔のような建造物があり、おそらく地球外文明が手がけたものであるという。

月面の巨大な塔、地球上の4つのUFO基地…遠隔透視「プロジェクト8200」とは
(画像=プライスが遠隔透視して描いたソ連の施設 「espaciomisterio」の記事より,『TOCANA』より 引用)

 プライスによるとこのような建造物は地球上にもあるという。世界の4つの山に地球外文明の基地があるというのだ。それはいったいどこなのか。
●ヘイズ山:米アラスカ州フェアバンクス
 プライスによれば、ヘイズ山の地下基地は一種の気象学および地質学センターである。プライズはこの地下基地の3D構造をコンピューター、オシロスコープ、回転アンテナを使って視覚化したのだ。
●ピレネー山:スペイン
 プライスはピレネー山にある基地は周囲3.2キロメートルで探知機で保護されているのを遠隔透視で確認し、さらに数機の航空機と電磁推進システムを観察した。つまりUFOである。それを裏付けるかのように、ピレネー山の一帯はスペインのUFO目撃の“ホットスポット”の1つである。
●イヤンガニ山:ジンバブエ
 アフリカ・ジンバブエで最も高い山であるインヤンガニ山にも基地があるという。プライスは、この施設を技術およびメンテナンスセンターであると説明した。彼は「空気層をイオン化する」働きをするある種の管状ネットワークのような溶接中の部品を観察したという。
●ジール山:オーストラリア
 オーストラリア北部にあるジール山にも基地があり、プライスはこの基地を「ホモサピエンスの導入点」と定義した。遠隔透視中、ある時点でプライスは方向感覚を失い、自分が探知されたことに気づき、作戦を中止して撤収したという。
 アトウォーターは著書の中で、適切な盲検プロトコルと二重盲検プロトコルを使用することで、プライスが発見したと主張しているものの少なくとも一部を実質的に検証できそうであると説明している。
 米ハーバード大学の研究チームは、完璧に気配を消して潜んでいるエイリアン文明がずっと前から地球上に生息している可能性があると主張して世を驚かせているが、まさにこの4つの山にそのような地球外由来の“暗号地球人”が拠点を築いているのだろうか。
 プライスの“発見”は冷戦時代の遠隔透視実験を超え、今後に繋がる興味深いポテンシャルを孕んでいるのかもしれない。

参考:「espaciomisterio」ほか

文=仲田しんじ

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提供元・TOCANA

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