4.0L V8ツインターボに3基のモーターを組み合わせたハイブリッドを搭載

ランボルギーニには、新型ハイパーカーを8月16日に米国で開催される「モントレー・カーウィーク2024」で初公開すると発表したが、その最終デザインをプレビューしよう。

コードネーム「634」と呼ばれるこの新型モデルは、「ウラカン」後継モデルとされており、量産型にはメキシコ産雄牛由来の「Temerario」(テメラリオ)の名が最有力候補とされている。

同ブランドでは、レブエルトで電動化時代へ重要な一歩を踏み出し、その後、史上初のプラグインハイブリッド、ウルスSEが加わっているが、テメラリオの導入によりさらに電動化が加速する。

KOLESA RUに協力を得た予想CGでは、ランボルギーニ史上最薄となりそうなヘッドライトを装備、アグレッシブなバンパーエアインテークには、個性的な六角形のLEDデイタイムランニングライトが配置される。

側面には、2本のフィンを備える大型サイドインテークや、通気口付きのバットレス(キャビンのリアクォーターパネル)も見られる。後部では、ハイマウントされたスリムなエキゾーストパイプを装備するほか、六角の薄型LEDテールライトも確認できる。最新情報とスパイショットから制作されており、ほぼこのデザインで間違いなさそうだ。

キャビン内では、12.3インチのデジタル計器クラスター、8.4インチのインフォテインメントシステム、9.1インチの助手席ディスプレイなどを搭載、スポーティなスイッチギア、角張ったアクセント、フラットボトムのステアリングホイールなども装備されるだろう。

注目のパワートレインだが、同ブランドのV10時代は終焉を迎え、ウラカンのすべてのバージョンに動力を与えた5.2L自然吸気ユニットは今後使用されない。代わりに、4.0L V型8気筒ツインターボエンジンに3基の電気モーターを組み合わせたハイブリッドが新時代へ向かうことになるのだ。このモーターがテメラリオ専用なのか、フォルクスワーゲングループから調達されたのかはまだ不明だが、8速デュアルクラッチトランスミッション介して、900ps超えとなることが濃厚となっている。

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

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