田中碧 写真:Getty Images

 2024年9月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本代表に招集されたMF田中碧。8月30日にドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフからイングランド2部リーズ・ユナイテッドへ完全移籍したが、リーズの公式発表方法が話題になっている。

 代理人の変更を巡り問題を抱えたこともあり、移籍ウィンドウ終了間近までデュッセルドルフ退団が実現しなかった田中。代表チームで主力選手として活躍しているだけに、以前からステップアップ移籍を期待する声が挙がるなか、英紙『デイリーメール』が8月27日に「リーズが田中の獲得を狙っている」とリポート。契約解除金満額の265万ポンド(約5億円)を支払う可能性が取り沙汰されていた。

 田中本人のトレーニング欠席も報じられると、リーズは30日に同選手の獲得を発表。2028年6月までの4年契約を結んだが、リーズの公式SNSアカウントでアップされた画像には日本代表、リーズのユニフォームを身にまとった田中の似顔絵が描かれている。

 しかし、この似顔絵を巡ってネット上では「田中碧に似ていない」「誰か分からなかった」「AIで描かれたのかな?」という声が。移籍ウィンドウ最終日での移籍だっただけに、一部のSNSユーザーは「本当は違う選手を獲得したかったのでは?」「田中碧はパニックバイなのかな?」と、日本代表MFの移籍に懐疑的な視線を向けている。

 なお田中は8月31日に行われたイングランド2部リーグ第4節のハル・シティ戦でデビュー。86分からプレーしているが、いち早くレギュラーに定着したいところだ。