9月1日は「防災の日」。この機会に災害に対する備えをあらためて確認しておきましょう。

ポンプインエアーマット
「エアーマット」を準備しておこう!

水や食料、懐中電灯、ラジオ、簡易トイレなど、備えておくべき防災グッズはたくさんありますが、意外と忘れやすいのが「エアーマット」です。


災害時には、近隣の学校やクルマのなかで睡眠せざるを得ない状況になることがありますが、そんなときにエアーマットがあれば体力の消耗を最小限に抑えることが可能です。


さらに、収納時は軽量・コンパクトであるため、いざというときに持ち出しやすく、また、クルマの中などに置いておきやすいのもうれしいポイントです。


とはいえ、災害対策に最適なエアーマットはそう多くはありません。


さまざまなエアーマットのなかで、災害対策に適したものを選ぶには、どのような点に注意すればよいのでしょうか?

①器具なしで空気を注入できるかどうか

言うまでもなく、災害時にはさまざまな制約が生じます。エアーマットに関しても、空気を注入するためにポンプが別途必要であったり、電源を必要としたりするものであったりすると、いざというときに使用できない可能性もあります。


エアーマット自体にポンプが内蔵されている「ポンプイン」のものを選べば、そうした心配は無用です。


防災用品としてエアーマットを選ぶ際には、必ず「ポンプイン」のものを選ぶようにしましょう。

②「防災用」のエアーマットであるかどうか

インターネット上には数多くのエアーマットが販売されています。そのなかには一見豪華なものも少なくありませんが、「車中泊用」や「キャンプ用」、あるいは「自宅用」のエアーマットだと耐久性の面で劣る場合があります。


その点、「防災用」として開発されているマットであれば、長期間の保管や高温となりやすい車内での保管にも十分耐えられます。


また、海外メーカー製のものは安価なものもありますが、品質面で不安が残ります。防災用のエアーマットを求めるのであれば、信頼できる国内メーカー製のものを選んだほうがベターです。