どうしても自分の利益のために与太話や世論誘導したなら、民間のシンクタンクにでも出ていくべきです。ハドソン研究所とかにいけばアメリカの犬として需要はあることでしょう。

そして防衛研究所は「姥捨山」としても機能しています。問題があったり、疎まれた職員を押し込めるために利用されています。そのような形で異動になった人間が真摯に職務に励むでしょうか。

メディア、特に記者クラブメディアの方も、こういういかがわしい下心で近づいて来る防衛研究所のスタッフを使うべきではないです。権威があって威張りの効く肩書で、公務員だからギャラも殆ど発生しないから、便利だから使うのでしょう。

ですが、それは与党の世論操作に協力することです。まあ記者クラブ自体が大政翼賛会みたいな広報組織だからいいのだと開き直るならば何も申しませんが。

防衛研究所 Wikipediaより

【本日の市ヶ谷の噂】 空自は人材育成の重要ポジションの准教授配置を放棄し、陸自に依頼。配置された白石安永准教授は寄生虫のように大学の配置を利用する。助教の安藤医官は研究室の体をなさない環境にあきれ退職予定、莫大な予算を投じて整備した機材は全く使われずじまい。助教は陸自医官の配置だが、呆れた陸幕衛生部は後任の配置を置かない方針、との噂。

Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。

10式戦車近代を占う 前編 10式戦車近代を占う 後編 公開情報を納税者に隠す防衛省のインテリジェンスの欠如

東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。 海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態

月刊軍事研究8月号に防衛省、自衛隊に航空医学の専門医がいないことを書きました。 軍事研究 2024年 08 月号

編集部より:この記事は、軍事ジャーナリスト、清谷信一氏のブログ 2024年8月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、清谷信一公式ブログ「清谷防衛経済研究所」をご覧ください。