エンジンオイルの性能はAPIやACEA、JASOなどの規格でグレードごとに評価されていますが、オイルに求められる性能は多岐にわたるため、各規格の上位グレード品であればすべてのエンジンに適合するというものではありません。そのためフックスでは、カーメーカー各社がエンジンごとに設定した要求性能を満たしていることを示す、「メーカー認証」を取得したオイルの使用を推奨しています。
エンジンの正常な動作には欠かせないエンジンオイル。その性能はAPI (アメリカ石油協会)やACEA(欧州自動車工業)などが定めた国際規格でグレードごとに評価されています。
ただし、規格と適合は別で、上位規格品がすべてのエンジンに適合するものではありません。オイルには複数の性能レベルがあり、自動車ごとに要件が異なる場合があるためです。
エンジンオイルの役割は多岐に渡り、各エンジンで求められる性能レベルもまたそれぞれ異なります。
それらは、APIやACEAといった国際規格で設定されています。
その国際規格に、更にカーメーカー独自の要求性能を加えたのが「メーカー認証(承認、アプルーバル)」です。
国際規格が自己申告制であるのに対して、メーカー認証はカーメーカーによる試験を合格した製品がその認証を得ることができます。
つまり、メーカー認証を取得しているエンジンオイルは各メーカーの様々なエンジンに対してジャストフィットする性能を持っていることがカーメーカーによって証明されているオイルです。
メーカー認証はカーメーカーごとの記号で記されています。例えばメルセデスベンツだと「MB Approval-」、BMWだと「Longlife-」といった記号で表されます。
フックスのエンジンオイル「TITAN (タイタン)」は、メルセデスベンツ、BMW、フォルクスワーゲン等の欧州車を始めとする多くの車種のカーメーカー認証を網羅する幅広いラインナップでお客様の失敗しないオイル選びを可能にします。