デジタル庁は、6月21日に民間事業者など向けに「デジタル認証アプリ」(iOS版・Android版)、8月20日に「マイナンバーカード対面確認アプリ」(iOS版・Android版)をリリースした。

デジタル庁、「デジタル認証アプリ」に続き「マイナンバーカード対面確認アプリ」をリリース
(画像=「デジタル認証アプリ」の
位置付け、『BCN+R』より 引用)

マイナンバーカードの民間での利活用促進に向けて

 「デジタル認証アプリ」は、マイナンバーカードを使った本人確認を安全・簡単にするためのアプリ。行政機関や民間事業者は、デジタル庁が無償提供する、デジタル認証アプリとAPI(デジタル認証アプリサービスAPI)を活用することで、マイナンバーカードを使った本人確認を簡単に組み込める。

デジタル庁、「デジタル認証アプリ」に続き「マイナンバーカード対面確認アプリ」をリリース
(画像=「デジタル認証アプリ」
を使った本人確認の流れ、『BCN+R』より 引用)

 想定される利用シーンは「ECサイトやネットバンキングログイン時の本人確認」「公共施設やシェアリングサービスなどのオンライン予約時」「ライブ会場などでの酒類購入時の年齢確認」「地域アプリ登録時のオンライン本人確認」「予約システムを用いた面談や施設予約時のオンライン本人確認」など。

デジタル庁、「デジタル認証アプリ」に続き「マイナンバーカード対面確認アプリ」をリリース
(画像=マイナンバーカード対面確認アプリの利用の流れ、『BCN+R』より 引用)

 一方、「マイナンバーカード対面確認アプリ」は、犯罪収益移転防止法や携帯電話不正利用防止法に基づく本人確認の業務に従事する事業者や自治体のスタッフが対面で本人確認をする際に、マイナンバーカードのICチップを読み取り、格納された氏名などの本人情報を確認するためのアプリ。マイナンバーカードに格納された情報(顔写真・氏名など)を読み取り、アプリ画面にそれらの情報と読み取り日時を表示する。

デジタル庁、「デジタル認証アプリ」に続き「マイナンバーカード対面確認アプリ」をリリース
(画像=マイナンバーカード対面確認アプリの主な画面、『BCN+R』より 引用)

 想定される利用シーンは「金融機関での取引のための本人確認時」「携帯電話の契約のための本人確認時」「中古品の買取のための本人確認時」「自治体窓口での本人確認時」など。

提供元・BCN+R

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