株式会社ホンダ・レーシングは、FIMロードレース世界選手権 MotoGPクラスに「IDEMITSU Honda LCR」より参戦している中上貴晶選手と、2025年からMotoGPマシン開発ライダーとして複数年契約に合意した。

同社は、中上選手に2025年からの日本でのテストをこれまで以上に充実させるとともに、日本と欧州のそれぞれのテストチームとの橋渡し役となり、テスト結果を相互に共有する役割も担ってもらうとのことだ。これにより、さらにマシン開発の速度を上げ、MotoGPでの戦闘力向上を目指している。なおモビリティリゾートもてぎで開催される「2024 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ 第16戦 MOTUL Grand Prix of Japan(10月6日決勝)」は、中上選手がMotoGPクラスのフル参戦ライダーとして走る最後の母国GPとなる。

<FIMロードレース世界選手権 MotoGP>
HRCと中上貴晶選手がMotoGPマシン開発ライダー契約に合意

株式会社ホンダ・レーシング(以下、HRC)は、FIM※1ロードレース世界選手権 MotoGPクラスに「IDEMITSU Honda LCR(イデミツ・ホンダ・エルシーアール)」より参戦している中上貴晶選手(千葉県 32歳)と、2025年からMotoGPマシン開発ライダーとして複数年契約に合意しました。

※1 FIMとは、Fédération Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称

中上貴晶選手とRC213V
中上貴晶選手の走り

中上選手には、2025年からの日本でのテストをこれまで以上に充実させるとともに、日本と欧州のそれぞれのテストチームとの橋渡し役となり、テスト結果を相互に共有する役割も担ってもらうことになります。これにより、これまで以上にマシン開発の速度を上げ、MotoGPでの戦闘力向上を目指します。