どんなに損失を重ね続けても、それは関係がない。勝ったか、勝ってないか、それ以外に重要なことは何もない、という思考に陥ってしまったら、現実の制約の中で最大限の目的の達成を図る、という考え方が、捨て去られてしまう。重要だと思いこんだ手段への固執が始まり、長期的な合理性を欠いた行動が始まってしまう。待ち受けているのは、危険な行動を繰り返す悪循環だ。