「Newmonic」を実際に使ってみた感想

総評としては「Newmonic」は「分かりやすい」のが最大の魅力だと、筆者は感じます。デッキの作成から問題の登録まで、入力項目が必要最小限に設定してあり、登録の手間もかからないため、誰でも簡単に問題集を作成できます。「Anki」アプリよりも直観的で分かりやすいUIで、設定項目も複雑ではないためとにかく操作しやすく取っつきやすいです。

より細かな点についての感想は以下の通りです。

「Anki」(iPhone版有料)の代替アプリとして非常に優秀!
やはり「Anki」の代替アプリとしての完成度の高さは見逃せない点です。Ankiは間隔反復学習を取り入れた代表的な暗記アプリですが、iPhone版は有料(3,500円)であるのに対し、同じく間隔反復学習を取り入れたNewmonicは完全無料で利用できます。つまり、iPhoneユーザーにとっては3,500円するAnkiの代替アプリとして価値が大きいと言えるでしょう。

スマホでの使用感は「Anki」よりも良いかも?
先にも述べた通り「Newmonic」のスマホでの使用感は非常に良く、スワイプ操作やプッシュ通知など、スマホならではの機能が充実しています。

最強の暗記アプリ「Anki」の代替アプリとも言われる「Newmonic」はどれくらい凄いか試してみた
(画像=『オトナライフ』より 引用)

Newmonicは、スマートフォン向けに最適化された設計になっており、片手での操作が可能。iPhone版Ankiアプリでもタップ操作の設定やトップバーの設定など、操作に関する設定はかなり細かくカスタマイズできますが、自分に馴染む設定を見つけるのに時間がかかるうえ、そこから単語帳をスマホで作っていかなければなりません。つまり、はじめからサクサク操作できるNewmonicの方が始めるハードルが低いと言えます。

Googleスプレッドシートからのデッキインポートがラク
筆者が実際にGoogleスプレッドシートからのデッキのインポートを使ってみたところ、特に難しい設定は何一つ必要なく、問題と解答を記載したCSVファイルさえ用意すれば、PCサイトからボタン1つで取り込みが可能で、数秒で取り込みが完了しました。多数の問題を纏めて登録したい場合には、CSVファイルからのインポートの方が圧倒的に時短となりそうです。

余計な広告がないので使いやすい
「Newmonic」には広告が一切表示されないため、学習に集中することができます。これにより、ストレスなく学習を進めることが可能。アプリ内課金もないため、機能制限を気にすることなく、すべての機能を無料で利用できます。

「間隔反復」を意識した国産暗記アプリとして今後の機能追加にも期待!

「Anki」及び「Newmonic」はともに間隔反復を取り入れた暗記アプリと言えます。そして、この学習法は確かな学習効果が認められています。

たとえば海外では2歳からAnkiで読む能力を高めた子どもが、5歳時点で10歳~13歳と同レベルの読む能力を身に着けたというデータも報告されています。この5歳の子どもが利用していたアプリは「Anki」ですが、筆者が利用した限りでは「Newmonic」にも同等の効果は期待できそうです。先述した通り広告もなく、UIはAnki以上に分かりやすいといった「Newmonic」ならではの強みもあります。国産の最強暗記アプリとして、さらなる機能追加やアップデートにも期待大です。

※サムネイル画像は(Image:「App Store」より引用)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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