デザインはトライトンを意識したものに
三菱自動車がかつて販売していたクロカン系軽自動車、「パジェロミニ」後継モデルが開発中と噂されているが、その最新情報と予想CGをお届けしよう。
初代パジェロミニは、当時絶大な人気を誇った「パジェロ」の勢いに乗り1994年に登場。1998年には2代目を導入したが、惜しまれつつも2012年6月に生産終了となった。それから12年、後継モデル開発の声が聞こえてきている。
後継モデルでは、日産三菱の共同会社「NMKV」が開発、日産「デイズ」や三菱「ekワゴン」新型と新世代プラットフォームを共有、2ドアから実用性の高い4ドアへ変更が予想されているほか、FRからFFへと進化して軽量化が図られる。
スクープ班が制作した予想CGは、トライトンを意識したデザインで、サイドはシンプルながらも凹みを持たせた立体構成だ。クロカンらしいタイヤハウスにはブラックウレタンを装飾、フロントはシンプルながらも3段構成のゴツさを表現する大型グリルが予想され、アンダーバーはサイドまで伸ばし一体感を出している。
キャビン内では、大型化されたインフォテインメントディスプレイを搭載、高級感が持たされる。また安全装備では、「MI-PILOT」(マイパイロット)の採用が濃厚だろう。
パワートレインは、マイルドハイブリッド技術を備える、自然吸気660cc直列3気筒エンジンおよび自然吸気660cc直列3気筒ターボエンジンが予想される。先代の燃費は、実質的に11km程度とされていたが、後継モデルではその倍以上を視野に開発が進められているという。
パジェロミニ後継モデルのワールドプレミアは、2025年と予想され、実現すれば実に13年ぶりの復活となるとともに、大ヒット中のスズキ「ジムニー」最大のライバルとなるだろう。
文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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