「Breathe to Earn」を掲げるシンガポール企業Meta Carbonのブースには興味をひかれた来場者が集まっており、見るからに忙しそうだった。今のところ同社のアプリはAndroid版および英語のみで、トークン交換開始は年末の予定とのこと。それまではマイニングして専用通貨である「$MIST」を貯めておくことになる。同社CEOにも個別に詳しく話を聞いたので、こちらも別の記事で詳しく紹介したい。

さっそく専用アプリをダウンロードしてミストを吸い、その場でマイニングする来場者の姿も。

写真中央の秋元さん(50代)は、ビジネスパスで28日・29日の両日とも来場。ご本人がブロックチェーン業界の関係者で、DeFiに接続するアプリケーションを開発しているとのこと。高速トランザクションを実現するUPCXなど複数のブースを回り、「いつも使っている」という Arbitrumの大き目バッグ(こちらもグッズ)に入手したグッズを詰めていた。

会場を見て回ると、各企業が気前よく無料で配布する各種グッズの充実ぶりに驚いた。XやInstagramで拡散したり、アプリをダウンロードしたりすることで、より豪華なグッズも手に入る。中にはもはやショップと見まがうようなブースも。配布グッズからもWeb3分野の景気の良さを実感するイベントだった。

WebX 2024は29日18時には閉会するが、21時から翌30日3時までは公式のアフターパーティーが開催される予定。

27日に前夜祭として開催されたオープニングパーティー「Fantasy Bullish Night with Steve Aoki」はSteve Aoki氏を招くという豪華さだったことを考えると、アフターパーティーも相当盛り上がりそうだ。

*Game-Fi:ゲーム(Game)と金融(Finance)を組み合わせた造語。ゲームにDeFi(分散型金融)の要素を掛け合わせたブロックチェーンゲーム全般を指す