東京・池袋にあるジュンク堂書店池袋本店。その3階特設コーナーに、真っ黒なパッケージに包まれた書籍が突如大量に登場し、来店者の注目を集めている。…なんかヤバい本ってこと?

■表紙にはタイトル、著者名すらない

書店の一角にひっそり集まる「真っ黒で不気味な本」、そこには秀逸な仕掛けがあって…
(画像=『Sirabee』より引用)

新刊書籍や雑誌が数多く並ぶ同店で、完全に異彩を放っている一角。そこには真っ黒な表紙に包まれた本が立ち並んでおり、本の側面には何やら怪しげな吹き出し型の付箋がつけられている。

「俺も、いつかは、死ぬんだな。」「とりあえず笑ってる。嫌われたくないから。」「あの人の、どこが、好きだったんだっけ。」「さびしぃなぁ。ぬくもりがほしいよぉ。」と、そのメッセージは本ごとに違い、じつにシュールな光景である。