家族が集まる元日の北陸地方を襲った能登半島地震。今も避難生活や、地元を離れた二次避難が続いている。今回は、ちょうど親戚や家族が団らんしていたタイミングだったが、東日本大震災などでは帰宅困難者も発生した。

■一時・広域避難場所も

家族が学校や会社など別々の場所で災害が起きた際、大切なことのひとつは、自宅以外での待ち合わせ場所をどこにするか。

自治体では、一時避難場所と広域避難場所がそれぞれ指定されており、公式サイトや広報誌などに掲載されている他、街なかでも看板をしばしば目にする。

災害の際の待ち合わせ場所を家族と確認・共有している人は、どれくらいいるのだろうか。