台湾に住むリャオさん(62歳)は、陰茎が“折れる”という重傷を負った。英紙「The Sun」によると、モーテルでパートナーと激しく性行為に及ぶ最中、突然大きな音を耳にしたという……。
近所の病院に搬送されたリャオさんは、海綿体を包んでいる白膜の破裂によってペニスが腫れ上がる「陰茎折症(いんけいせっしょう)」と診断された。泌尿器科医のクオ・チア・チェンさんは、「彼が来院したとき、彼の陰茎は2カ所折れていて、すでに傷つき腫れていました。それは、まるでサクソフォーンのような形になっており、大きさはナスビくらいありました」と明かす。バルーンアートを想像していただければ状況がわかりやすいだろう。
リャオさんのペニスは、外科手術によって破裂箇所が修復され、じきに勃起機能も回復するという。クオ医師は、「同様の負傷をした男性は、速やかに治療を受ければ、勃起不全とならずに済む」とアドバイスする。
「手術後、勃起不全やペニスの変形が見られる場合もありますが、そうなる可能性は非常に低く、およそ3~5%です。私が出会ったすべての陰茎折症患者は、(仰向けになった男性の上に女性が跨る)“騎乗位”でセックスをしている時に負傷しました」
騎乗位を好む男性は、ペニスが折れる可能性が高いので、異音には注意を払う必要がある。また、陰茎折症になった男性は、医師の診察を受けるまでの間、陰茎を氷などで冷やしておくべきだという。
あまり知られていないが、陰茎折症は決して珍しいことではない。バイアグラを服用した男性のもとに、息子が朝の抱っこを求めてベッドに飛び込んだため、ペニスが折れてしまったケースも報告されている。この男性は腫れと痛み、陰茎の変形に苦しんで病院に駆け込んだ。また、とある男性の場合、彼女との激しいセックスの最中に陰茎折症になったが、症状に気づいたのは12時間後だった。彼は、ペニスが折れているにもかかわらずセックスを続け、勃起もしていたというから驚きだ。
男性にとっては非常に恐ろしい陰茎折症が起きやすい性交体位、上位3位もすでに明らかになっている。「性交体位と陰茎折症の重症度との関係」という研究によると、四つん這いになった女性の背後から男性性器を挿入する“後背位”が最も危険だいう。陰茎折症の41%がこの体位で発生している。2位が正常位で25%、リャオさんが負傷した騎乗位は3位だった。
特殊な性交体位だけでなく、正常位でも陰茎折症は起こり得る。また、勃起しているときに何かがぶつかることで、ペニスがポキッと折れることもあるのだ。全ての男性にとって陰茎折症は他人事ではない。十分に注意してほしい。 (文=標葉実則)
■ペニスが“ナスビ大のサクソフォーン”に!
参考:「The Sun」、ほか
※当記事は2018年の記事を再掲しています。
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
提供元・TOCANA
【関連記事】
・初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ?
・航空機から撮影された「UFO動画」が公開される! “フェニックスの光”に似た奇妙な4つの発光体
・有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ?
・ネッシーは巨大ウナギではない! 統計的調査結果から数学者が正体を予測
・積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる?