■部下にプレッシャーを与えて

気づかないうちに部下にプレッシャーを与えていた40代男性は、「部下に対して、つい期待しすぎてしまったことがあります。彼は非常に優秀で、常に高い成果を上げていました。そのために、『もっとできるはず』と頻繁に声をかけてしまっていたんです。しかしその言葉がプレッシャーとなり、彼はストレスを感じるようになったようで…」と当時を振り返る。

今では反省して改善しているようで、「ある日、彼が仕事のパフォーマンスを落としてしまったときに、初めて自分の言葉が彼にとって重荷になっていたことに気付きました。期待が彼の成長を妨げる結果になってしまい、深く反省しましたね。今は、彼への接しかたも気を遣うようにしています」と続けた。