■決定的な“自己複製マシン”の開発
つまるところはエイリアンの先進技術をもってすれば地球侵略は赤子の手をひねるようなものであり、我々が現状の軍事力で防衛を試みてもほとんど意味をなさないということである。
エイリアンは「想像を絶する破壊力を解き放ち、伝統的な防衛手段を時代遅れにする」ことができる「超空間戦争」に持ち込む可能性があるため、通常の兵器など役に立たないのである。
さらに人類にとって絶望的なのは、エイリアンによるAI（人工知能）の活用である。具体的にはAI搭載の“自己複製マシン”の開発によって、エイリアンは手を汚すことなく地球を支配下に置くことができるという。それは軍事面にとどまらず、インフラからバイオ分野に至るまで、あらゆる分野を一度“焼野原”にする可能性があるのだ。
「優れた戦術的および戦略的能力を備えた知覚機械は、破壊的なキャンペーンを組織化する可能性があり、私たちに対抗策の余地はほとんどありません」（Bard）
エイリアンにはこの先も地球侵略の考えがないことを願うばかりだが、そうした先進技術をもってすればひょっとすると人類が気づくことのできないレベルで“侵略”ははじまっており、残念ながらすでにかなり進んでいる可能性もじゅうぶんあり得るのかもしれない。
参考：「Daily Star」ほか
文＝仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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