東京都は「独創的なアイデアを持つ若者等への支援事業」を実施するにあたり、同事業の運営事業者の募集を開始しました。
東京都が支援事業を行う背景
東京都のスタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」では、「未来を切り拓く10x10x10のイノベーションビジョン」を掲げ、官民協働でスタートアップの創出や裾野拡大、行政によるイノベーション支援を目指しています。
スタートアップの創出には、若者の独創的なアイデアと、資金やノウハウなど事業化のバックアップが必要。そこで、東京都はスタートアップの支援拠点「Tokyo Innovation Base(TIB)」で、独創的なアイデアを持つ若者やスタートアップを集め、実現に向けたアドバイスや徹底した仮説検証を行うことに加えて、資金提供などのサポートを行う支援事業を実施します。
「独創的なアイデアを持つ若者等への支援事業」の特徴
今回の支援事業では、“そのままだと埋もれてしまうアイデアを、可能な限り幅広く若者から掘り起こすこと”を目指して、アイデアの創出から、起業して自律的に事業を進められるようになるまで継続的に支援するそうです。
また、事業化に向けたアドバイスや専門家などとのマッチング、仮説検証の資金提供なども実施。複数の支援者が同時並行で多くの若者を支援し、スタートアップを次々に生み出すことを目指します。
事業者の募集は、10月31日(火)から11月21日(火)までです。11月下旬には本支援事業を行う運営事業者を選定し、協定を締結。11月末からは運営事業者による事業開始を予定しています。
本事業は2024年度末(令和6年度末)まで実施される予定です。