■「余計な電力消費を抑える」

「水平」が効率良く部屋を涼しくさせるのには、理由があるという。

広報担当者からは、「一般的なエアコンは、高い位置にある室内機内部の温度センサーで室温を判断します。天井に暖気がたまっていると、床付近が十分涼しくなっていても、エアコンはさらに部屋を涼しくしようと必要以上に運転してしまいます」「風向を『水平』にすると、冷たい風が天井付近から床方向に自然に下りていくので、余計な電力消費を抑えながら、部屋全体を涼しくすることができます」というコメントが得られた。

ダイキンの検証結果も参考にしつつ、「エアコン節電術」を活用してほしい。