Amazonなどの大手ECサイトでは、近年明らかにAIが生成したと思われる商品名や紹介文が増加している。中には「AIポリシーに違反するためその要求には応じられません」といったエラー文が、そのまま使用されているケースも見られるという。

『The Verge』『Futurism』などの海外メディアが報じている。

■商品の説明にAIを利用

Amazonのwebサイトでは、公式が直接販売している商品の他に、個人や企業などマーケットプレイス出品者からの品物も数多く取り扱っているのは、周知の事実だろう。

扱う物によっては参入のハードルが非常に低いため、時には効果や出所が疑わしい電化製品が破格で売られていたり、「サクラ」を雇って商品に良い口コミを書かせていることもあるようだ。

そうした商品は写真やレビューの文章などに共通の法則があることが多いが、近年ではそれらにAIを利用するケースが増えており、ますます顧客を混乱させているという。