■「犯罪では?」と疑問の声噴出
なんとも奇妙な硬貨を捉えたポストは瞬く間に話題となり、投稿から3日足らずで1,000件以上ものリポストを記録する事態に。
他のXユーザーからは「人工的なエラーコイン?」「これ犯罪なのでは」「自販機で悪用するための偽装に見える」「これやった人、捕まると思うよ」など、驚きの声が多数寄せられていたのだ。
ポスト投稿主・ゆうさんに話を聞いたところ、こちらの五十円玉はある日、財布の中から発見したものと判明。
発見後の扱いについて、ゆうさんは「周囲と色が異なり、金属の盛り上がり方が汚かったことから『はんだに違いない』と思い、はんだごてを入れました」「すると溶け出したため、はんだと確定しました。その後は吸取線で除去しました」と説明する。
インターネットラジオ局や配信者向けソフトなど、様々なサービスを手掛けるゆうさんはスマートフォン・PC類の修理代行、電子工作なども行っており、はんだごてを使用できる環境があったのだ。
共有されたズーム画像を見ると、五十円玉全体にはんだがベットリ付着していたことが窺える。
そこで今回は「はんだ付けで硬貨の穴を塞ぐ行為」の問題点について、投入された硬貨を選別する機械・コインセレクターに造詣が深い「株式会社オクト」、および財務省に話を聞くことに。
その結果、様々な事実が明らかになったのだ…。