■設置が義務付け

非常口(避難口)の誘導灯は、商業施設や宿泊施設のほか、駅、トンネル、鉄道車両、飛行機、バスなどで火災や事故などが発生した際に、すみやかに避難ができるように設置が義務付けられている。設置する位置や大きさなども消防法によって定められており、火災の炎の中で最も目立つ色が緑であるため、緑色を使用することになっている。

背景が緑のものは非常口に設置される一方で、背景が白色のものは廊下、通路に設置され、矢印で非常口がある方向を示している。中には、光の点滅で非常口の方向を知らせるものや、チャイムや音声で非常口を知らせる機能があるものも設置されている。