近年はインターネットを通じて、子供でも様々な情報が得られるようになった。性の早熟化が心配されているなか、ある都市の取り組みが賛否両論を巻き起こしている。アメリカの『NEW YORK POST』や『DAILY CALLER』などが報じた。
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■背景にはHIV感染者の増加が
このたび、幼稚園から高校生までを意味する「K-12」という広い年齢を対象に、エイズ(AIDS/後天性免疫不全症候群)を指導することにしたアメリカのニューヨーク市。その是非について、保護者らの間で物議を醸している。
性の多様性やHIV感染者の増加を受け、昨年9月の教育カリキュラムの改訂により、正規のカリキュラムにエイズの指導を導入。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)からも、助成金が支払われている。
これにより市内の学校では、小学校4年生以下の子供たちもエイズについての知識や治療法、そして必然的に性行為や薬物、タトゥーといった感染経路のことも勉強するという。