イギリスでは、10人中3人が宇宙人やUFOは実在すると信じており、10人中4人が人間と同じようにそこらへ出歩いていると考えているそうだ。

 あるアーティストが作成したイメージ像は、イギリス人が考えるエイリアンの姿を表している。2つの頭、エラ、そして体の色を変える能力を持っている。研究者らは2,000人に、エイリアンがどのようなものだと思うかを尋ねた。その結果、通常は5フィートの高さで、水かきのある足と緑色の毛の束があることがわかった。

イギリス人がイメージする宇宙人を可視化したら予想以上に奇妙なことに
(画像=画像は「Express.co.uk」より,『TOCANA』より 引用)

 43%の人々は、宇宙人が独自の言語で会話すると考えており、22%の人々は、宇宙人が360度の視野を持っていると信じている。その生命体は、さらに長く細い手足を持ち、人間のように歩行しているという。

 UFO週間の一環として一連のドキュメンタリー番組を放送するBLAZEと協力関係にある国際的なUFO研究家のフィリップ・マントルは、以下のように語る。

「地球外生命体がどのように見えるかを考えるとき、地球上の生命の多様性に目を向けるだけで、どれだけ奇妙なことが起こり得るかを知ることができます」

「私たち人間や他の類人猿のように、二本足で直立しているのは少数派です。宇宙人については、2つの議論があります。1つ目は、私たち人間が想像するよりもはるかに奇妙な姿をしているということです。2つ目は、宇宙人は私たちによく似た直立のヒト科の姿をしており、手は私たちのような親指を持っているということです。地球上だけでなく、どこでも「外」でも食物連鎖のトップになることができるように、母なる自然が設計した正確な形です」

 調査では、「3」はキーとなる数字であることもわかった。大人はエイリアンが3つの目、耳、腕を持っていると信じているが、17%の人々は「耳が見えていない」と考えている。

 水を吸っても吐いても呼吸できるようにエラを持ち、それに加えさらに鼻も持っていると考えている人々もいるという。

 しかし、人間との類似点の上位には、同じ歩き方(40%)、楕円形の頭(36%)などの回答率が得られている。

 宇宙人の能力については、人の心が読める(21%)、テレポートができる(20%)、すべての言語が話せる(20%)などの回答も見られ、また肌はカモフラージュされ、カメレオンのように周囲に溶け込むと回答した人が17%存在した。

 調査によると、31%の人々が宇宙人やUFOが実在すると信じており、18%の人々は地球がいつか宇宙侵略を経験するとさえ考えている。また、52%の人々は宇宙人が私たち人間に紛れ込んで暮らしている可能性は低いと主張しているにもかかわらず、17%の人々がUFOまたは宇宙人の目撃情報を警察に報告している。

 月曜日午後8時からフリービューでドキュメンタリーを放映するBLAZEの広報担当者は、次のように語る。

「宇宙人がどのような姿をしているか、あるいは宇宙人が存在するのかという証拠を、実際に見つけることはできないかもしれません。けれども、イギリス国民の考えに基づいて視覚化するのは興味深いことです。地球外生命体は、何十年も前からSF映画やテレビ番組、ビデオゲームの定番となっており、それは我々にとって彼らがどのように見えるかという考えに影響を与えているでしょう。UFO週間は、国民が他の惑星の生命について考えるきっかけとなり、いつの日か私たちが他の生命体やUFOと接触する可能性を強めるかも知れません」

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=ナオキ・コムロ(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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提供元・TOCANA

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