27日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』では、土居志央梨演じる山田よねの貴重な“笑み”に感動する視聴者が相次いだ。

■「ごきげんよう!」と出ていく梅子の姿に…

梅子(平岩紙)の亡き夫・大庭徹男(飯田基祐)の遺産相続で大庭家が揉めている中、寅子(伊藤沙莉)はある夜に梅子の三男・光三郎(本田響矢)と徹男の妾だったすみれ(武田梨奈)が抱き合っている現場を目撃。

後日、大庭家で話し合いが行われると、「お母さんはすみれさんを誤解してる」「僕が彼女を幸せにしたいんだ」とすみれを庇う光三郎。家族が争う光景を前に梅子はついに爆発し、遺産の相続から、三兄弟の母としての役割まで全てを放棄し出ていくことを宣言する。

そして民法第730条「直系血族及び同居の親族は、互いに扶け合わなければならない」を提唱し、「ごきげんよう!」と声を上げ、襖を勢いよく開けて颯爽と立ち去る梅子。弁護士の轟(戸塚純貴)とともに助手として同席していたよねはフッと笑い、梅子のあとを追った。