音元出版が、国内唯一のアナログオーディオ専門誌『アナログ』の最新号『アナログ vol.82 2024 WINTER』を全国の書店およびネット書店から発売した。

今は、アナログレコード人気が高まる今だからこそ伝えたいビギナー向け情報が満載。見どころをピックアップして紹介しよう。

「レコード再生 基本のキ」でビギナーの疑問をスカッと解決

前述の通り、昨今はアナログレコード人気が再燃している。だからこそ、「レコードを買ったけど、針の降ろし方がわからない」といった初手でつまずくビギナーもいるはず。

今号ではそんな人たちに向けたQ&A企画を実施。レコードビギナーが最初にぶち当たる疑問の数々に、オーディオ評論家やオーディオライターが回答する。

カートリッジをはじめ、レコードの必須品に関する特集も!

アナログレコード再生になくてはならないカートリッジ。今号では、10万円から20万円のカートリッジ18モデルを、音楽家の生形三郎氏が一斉試聴してレポート。製品選びに役立つ情報が満載だ。

さらに、トーンアームのメカニズムについても、オーディオ評論家の井上千岳氏が解説。「ダイナミック・バランス型」「ダブル・ナイフエッジ型」「オイルフローティング型」「トライピポット・サポート型」について取り上げる。

今、注目を集める音楽家たちにインタビュー

『アナログ vol.82 2024 WINTER』では、ジャズ・サクソフォニストの渡辺貞夫さんとロック・シンガーの白井貴子さんにそれぞれインタビュー。

渡辺さんは90歳を迎えるサクソフォニストで、エネルギッシュな演奏がCDアルバム『渡辺貞夫 meets 新日本フィルハーモニー交響楽団』になるなど、多くのジャズファンを虜にしている。今号では、親交の深い音楽評論家の中川ヨウ氏が彼にインタビューした。

一方、白井貴子さんは1985年のヒットシングル「Chance!」で一躍脚光を浴びたロック・シンガー。アルバム『FLOWER POWER』のアナログLP復刻に伴い、山本航氏が今の彼女の声を届ける。

他にも、ビギナーからエキスパートまで楽しめるコンテンツが盛りだくさん。年末年始中に手に取り、ディープなアナログ音楽の魅力にはまってほしい。

アナログ vol.82 2024 WINTER
価格:1,680円(税込)
判型:A4変形判(H285mm×W210mm)

(IKKI)