アウトドアにも似合うオシャレな「遊びのN-BOX」が誕生
ホンダは2024年8月22日、この秋に発売予定のN-BOX JOYの情報を、専用サイトで公開した。N-BOX JOYは、アウトドアユースも意識した、N-BOXの新たな個性。持ち前の広い室内空間を最大限に生かし、クルマが「くつろぎの空間」に変身するアクティブモデルだ。
三菱パジェロミニや、こちらも間もなくデビューするスズキ・スペーシア・ギアをライバルに想定したニューカマーだが、公開された情報から判断すると、アウトドア派を追求したモデルではなく、もっとおしゃれでカジュアルな幅広いユーザー層を意識したマルチモデルといった印象を受ける。
インテリアは、汚れが目立ちにくいチェック柄のシートを採用。後部座席を倒すとフロア後端までフラットな、足を伸ばしてリラックスできるテラスのような空間が出現する。写真から判断すると、シート背面もファブリック仕立てとすることで、まるで部屋の延長のような雰囲気を生み出しているのが特徴だ。
休日、海辺や山に繰り出し、リアゲートを開けるとスペシャルなビュースペースが出現する仕掛けは新しい。N-BOX JOYの広いリアスペースは、荷物を積み込むためではなく、オーナーとその仲間をもてなすフリー空間である。N-BOX JOYを相棒にすると、休日にどこかに出かけたくなるに違いない。
エクステアリアは、シンプルで上質な佇まいを生かしながら、専用のフロントグリルやブラックを配した前後コンビネーションバンパーを装備。アクティブな雰囲気を演出した。専用サイトの写真では、ボディカラーが、フリードから採用が始まった「デザートベージュパール」であることが確認できる。なお、ヘッドライトは丸型形状で、エンジンはターボも選べるという。
専用オプションも豊富に用意され、サイトでは、室内を多彩に便利に仕上げる、後席背面などに装着する「ユーティリティネット」や、「ルーフユーティリティフック」などを紹介。N-BOX JOYの個性を際立たせる、こだわりアイテムには要注目だ。
N-BOXは、日本で最も売れているベストセラーモデル。N-BOX JOYのラインアップ追加で、さらにその座を盤石なものとするだけでなく、「楽しくおしゃれな遊びグルマ」の定番としても君臨するに違いない。正式発売が楽しみである。
提供元・CAR and DRIVER
【関連記事】
・「新世代日産」e－POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
・最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
・コンパクトSUV特集：全長3995mm／小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
・2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
・Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ
