留学メディア/留学エージェント「School With」を運営する株式会社スクールウィズが、最新の国別留学費用を調査しました。

留学にかかる費用は、国によって大きく差があるといい、その実態を明らかにしています。

留学費用、最も高い国はアメリカ

円安の影響で、日本から各国への留学費用は全体的に増加傾向にあるとのこと。

2024年8月現在、1カ月あたりの留学費用が最も高い国はアメリカ。授業料・渡航費・滞在費などを含む費用相場は104.1万円にのぼるそうです。

ニューヨークが110.9万円、ボストンが103.3万円と、都市別に見ても大都市は月あたりの留学費用が100万円を超えます。相場の安い地域でも90万円前後かかるといい、米国の物価高が顕著に現れる結果となりました。

フィリピンは圧倒的な安さ

一方、1カ月あたりの留学費用が最も安いのはフィリピンで、42.3万円。2番目に安いオーストラリア(64.8万円)とも大差をつけています。フィリピンは欧米と比較すると物価が安く、授業料や滞在費を抑えることができるそうです。

スクールウィズ代表取締役の太田英基氏によると、近年はリモートワークで働きながら留学する「社会人留学」や親子で渡航する「親子留学」をする人が増えており、留学費用の安いフィリピンは特に人気を集めているとのことです。

調査概要

調査対象と調査手法:スクールウィズが取り扱う語学学校の2024年版の料金表、および政府、各種サービス提供会社の料金などを参照し、2024年3月1日時点での為替レートで集計

調査期間:2024年3月1日(金)〜2024年5月31日(金)

調査主体:株式会社スクールウィズ

<参照>

留学費用が最も安い、高い国は?2024年度版 国別・留学費用の実態調査ランキング