7月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は22万9683台で、前年同月比+3.6%、7カ月ぶりの増加に転じた。

セグメント別では、普通乗用車は、15万5980台、同+3.5%で2カ月ぶりの増加。小型乗用車は7万3703台、+3.9%で10カ月ぶりの増加。軽乗用車は10万9020台、同+9.7%、8カ月ぶりの増加。すべてのセグメントで久々の前年超えの実績となっている。

登録車販売台数は7カ月ぶり、軽乗用は8カ月ぶりの前年実績超え。アルファード、ランドクルーザー250が好調!(24年7月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
(画像=乗用車ランキングは先月に続いて、軽自動車がTOP3を占めた。軽乗用車セグメントの販売は8カ月ぶりに前年実績を上回った。写真は3位のダイハツ・タントカスタム。、『CAR and DRIVER』より 引用)

 軽自動車を含めた国内乗用車市場は7ヶ月ぶりの前年超え。6位までが1万台超えのセールスだ。TOP3はホンダN-BOX、スズキ・スペーシア、ダイハツ・タントと前月と同じ顔ぶれのKカーが占めた。登録車首位のトヨタ・シエンタは変わらないものの、ヤリスが4つランクを上げ5位に、再出荷開始後、好調のルーミーも前年の2倍以上のセールスだ。

登録車販売台数は7カ月ぶり、軽乗用は8カ月ぶりの前年実績超え。アルファード、ランドクルーザー250が好調!(24年7月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
(画像=10,440台をセールスしたトヨタ・ヤリスはシエンタに続き登録車2位。全体順位でも先月から4つランクを上げ5位に。、『CAR and DRIVER』より 引用)

SUVでは2カ月連続でカローラクロスが首位、7,790台の販売台数は前年1.5倍の実績だ。トヨタ・アルファードは前月の10位から2ランクアップの8位に。高価格帯の車種ながら8,000台超えの登録台数。SUVセグメントで3位にポジションするランドクルーザーシリーズにも注目。

登録車販売台数は7カ月ぶり、軽乗用は8カ月ぶりの前年実績超え。アルファード、ランドクルーザー250が好調!(24年7月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
(画像=先月に続いてミニバン首位のトヨタ・アルファード。前年比266%の8234台を販売。ランクも2つ上昇、全体8位に。写真はアルファード・エグゼクティブラウンジ(FF)価格は850万円。、『CAR and DRIVER』より 引用)
登録車販売台数は7カ月ぶり、軽乗用は8カ月ぶりの前年実績超え。アルファード、ランドクルーザー250が好調!(24年7月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
(画像=トヨタ・ランドクルーザーはSUVセグメント3位、前年の1.3倍の7299台を販売。そのうちの約8割、5790台が新発売の250シリーズだ(弊誌調べ)、『CAR and DRIVER』より 引用)
登録車販売台数は7カ月ぶり、軽乗用は8カ月ぶりの前年実績超え。アルファード、ランドクルーザー250が好調!(24年7月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

ブランド別販売台数

ブランド別の新車販売台数(海外生産分含む)、軽乗用を含めた合計で、9ブランド中、前年実績を超えたのは6ブランドとなった。輸入分を含めたホンダ普通車が変わらず好調で、前年同月比194%と前年の2倍近い実績。24,303台の登録中、4,921台が輸入車(WR-V、オデッセイ、アコード)が占めている。

登録車販売台数は7カ月ぶり、軽乗用は8カ月ぶりの前年実績超え。アルファード、ランドクルーザー250が好調!(24年7月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

提供元・CAR and DRIVER

【関連記事】
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ