スマホの価格高騰が続き、新作のスマホではなく、中古スマホの購入を検討する人もいるのではないだろうか。中古スマホといえども、近年に発売された端末はどれも性能がよいものばかりで、使用に問題を感じないものばかりだ。そこで、どの機種がよく取引されているのか「2024年7月の中古スマホ・中古タブレットランキング」を見ていこう。
iPhone SEシリーズの人気は変わらず
フリーマーケットサイト「ムスビー」は、8月1日に「2024年7月の中古スマホ取引数ランキング」を発表。
2024年7月の総合ランキングで1位になったのは、「iPhone SE(第2世代)(SIMフリー国内版)」だった。前回より878円アップの20,696円となったが、4位に「iPhone SE(第3世代)(SIMフリー国内版)」が入っている通り、SEシリーズは変わらず人気のようだ。
続いて2位には、「iPhone 12(SIMフリー国内版)」がランクイン。前回の調査では4位だったが、1,249円価格を上げさらに上位に。3位には「iPhone 8(SIMフリー国内版)」が入り、前月より1つランクが下がったものの、手頃な価格感もあり、変わらず人気のようだ。
5位の「iPhone 11(SIMフリー国内版)」から9位の「iPhone 12 Pro(SIMフリー国内版)」にかけて、2020年前後に発売された端末が並ぶなか、10位には2016年発売の「iPhone 7(SIMフリー国内版)」がランクイン。手に取りやすい価格から、2台目のスマホとしても選びやすい機種だろう。
今回の調査結果で2020年前後の端末が多く取引されていることが分かった。ここ数カ月の間、SNS上で「iPhone 4」などより古い端末で撮影した写真が「ノスタルジックな写りでエモい」と話題を集めていたため、今後のランキングに変化が見られるかもしれない。
Androidは「Xperia 10 V(SoftBank)」、タブレットは「iPad(第6世代)」が人気
2024年7月のAndroid機種別ランキングについて見てみると、1位が「Xperia 10 V(SoftBank)」だった。前回では5位以内に入っていなかったが、大きくランクを上げた。2024年7月5日に次の世代の「Xperia 10 Ⅵ」が発売されたこともあり、手放した人も増加したのではないだろうか。2位の「Galaxy A23 5G SC-56C(NTTドコモ)」は、必要最低限のスペックを備えた端末だが、バッテリー容量が大きいという特長があり、動画視聴用の2台目端末として選ばれているのかもしれない。
2024年7月のタブレット機種別ランキングでは、1位が「iPad(第6世代)」、2位が「iPad(第7世代)」、3位が「iPad(第10世代) 」という結果に。3位の「iPad(第10世代) 」は他の機種に比べて価格が高いものの、USB Type-Cにモデルチェンジした機種だ。普段使用するiPhoneに合わせて選ぶ人がいるのだろう。
例年通りであれば、次のiPhoneシリーズが9月に発売される。中古のiPhoneや中古タブレットの購入を検討しているのであれば、今後の数カ月の値段変動に注目したい。
出典元:【ウェイブダッシュ】
※サムネイル画像(Image:BalkansCat / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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