PEUGEOT 9X8(ナイン エックス エイト)について:
1992年と93年のル・マン24時間で2年連続優勝したPEUGEOT 905や、2011年に同レースで優勝したPEUGEOT 908の系譜を継ぐ最新のハイパーカー。数字の”9”は歴代のレースカーから、”8”は208や2008、308などプジョーの最新ラインアップに使用されている末尾の数字で、“X”はプジョーの四輪駆動技術とハイブリッド・パワートレインを意味しています。WECのレギュレーション変更に伴い、再設計を施した結果、今シーズンは新たにリアウイングを装着したマシンで表彰台を狙います。
プジョーらしさを追求した9X8のデザインは、躍動するライオンがモチーフ。フロントとリアのライティングシグネチャーは、プジョーのアイデンティティとも言える3本のかぎ爪デザインが採用されています。

TOYOTA GAZOO Racing GR010 HYBRIDについて:
2021年より新たに開設されたWEC最高峰のハイパーカークラスに参戦中の車両で、3.5リッターV型6気筒直噴ターボ過給エンジンで後輪を駆動、リチウムイオン電池で作動し200kW(272PS)を発揮する電気モーターで前輪を駆動する4輪駆動のレース車両です。
ハイパーカークラス開設1年目から7号車、8号車の計2台で参戦し、その年はシリーズ全戦で優勝、ル・マン24時間レース4連覇し、2年目、3年目も着実に優勝を重ね、3年目の昨年には5シーズン連続マニュファクチャラーズ&ドライバーズの両タイトルを獲得し、シリーズチャンピオンとなりました。
4年目の今シーズンはマットブラックを基調とした新たなカラーリングで、車両の信頼性をさらに最適化する改良を加え、現在マニュファクチャラーズ選手権2位、そして、ドライバーズ選手権では3位に付け、両選手権でのタイトル獲得を目指しています。

WEC JAPAN / 6HOURS OF FUJIについて:
今年で12回目の開催となる『WEC JAPAN / 6HOURS OF FUJI』、トヨタ、キャデラック、フェラーリ、プジョー、ポルシェ、ランボルギーニ、BMW、アルピーヌが競う『WEC 黄金時代』が到来。
富士での熾烈なチャンピオンが見逃せません。
ドライバーでは2009年チャンピオンのジェンソン・バトン選手、ロバート・クビサ選手、小林可夢偉選手、アントニオ・ジョヴィナッツィ選手など、多くのF1ドライバーが参戦します。さらに「生きる伝説」バレンティーノ・ロッシ選手など、世界のトップドライバーが富士に大集結。
レース週末は場内での滞在が可能で、サーキットキャンプをお楽しみいただけます。
また、レース観戦と合わせて、お客様にお楽しみいただけるイベントとして、フランスの食や文化をテーマとした「Le Village BONJOUR FRANCE Supported by Perrier」など、様々な楽しみ方をご用意しています。