注意したいのは、パンクしてもランフラットタイヤならどこまでも走れるわけではありません。
一般的に、80km/h以下の速度で80km程度の走行が可能とされています。しかし、これはあくまでも目安であり、条件によって走行可能距離は変化します。
乗り心地が硬い、価格が高いといいったことはありますが、それでも安全性を優先するユーザーや、パンク時の交換作業を自分で行いたくないようなユーザーにはおすすめです。
エコタイヤの特長
エコタイヤの省エネ性能
エコタイヤは、低燃費を意識して設計されており、特に長距離運転や日常的な使用での燃費向上が期待できます。燃費を向上している理由は、タイヤの構造や素材を工夫することで、タイヤが回転する際に発生する抵抗、転がり抵抗を低く抑えているからです。
エコタイヤの耐久性
エコタイヤは長寿命でもあります。定期的にタイヤの空気圧をチェックしたり、トレッドに挟まっている小石などの異物を取り除くような日常的なメンテナンスを行えば、他の一般的なタイヤよりも長く使えることが多いんですよ。
エコタイヤの選び方
エコタイヤには、消費者に対して分かりやすく、より適切な情報提供を行うことを目的として、ラベリング制度が2010年1月から運用されています。グレーディングシステム(等級制度)に基づき、「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」の等級分けを行ない、ラベル表示されているのです。
転がり抵抗係数:5等級(グレード AAA 〜C)
ウェットグリップ性能:4等級(グレード a 〜d)
この等級のグレードの高いエコタイヤを選べば、より安心です!
定期的なメンテナンスの重要性
タイヤの性能を最大限に引き出すためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。空気圧のチェックやタイヤローテーションを習慣化しましょう。
空気圧のチェックはガソリンスタンドでできますし、タイヤローテーションは、自動車用品の販売店でもだいたいのところでお願いできます。
また、タイヤはゴム製品なので、長期間使っていると硬くなり、本来の性能を発揮できなくなります。タイヤの溝が残っているからといって、いつまでも交換しないのは危険です。