ドコモショップでスマホを契約する際、オプションとして「ドコモあんしんセキュリティ」をなんとなく付けた方も多いのでは?もしご自身が未加入だとしても、ご家族のスマホを契約した際に、実は「ドコモあんしんセキュリティ」にも加入していたという場合もあるのでは。

「ドコモあんしんセキュリティ」はその名の通り、ウイルスや危険サイトなどに対策可能なセキュリティサービス。使用料として月額220円(税込)かかります。

ドコモ「あんしんセキュリティ」は必要か不要か? 解約するとどうなる?
(画像=『オトナライフ』より 引用)

対応OSはAndroid 8.0以上、iOS 15以上、iPadOS 15以上。なおウイルス対策はAndroid向けのみの機能です。

近年はiOS/AndroidのOS自体のセキュリティ対策も充実しています。たとえば祖父母のスマートフォンに「ドコモあんしんセキュリティ」が付いていたとして、スマホの利用頻度自体が低いのにセキュリティサービスがさらに必要か、は微妙という考え方もできるのでは。

ドコモでスマホを利用する場合、ドコモあんしんセキュリティは加入した方がいいのでしょうか、それともいらないのでしょうか。YES/NOで答えるだけで「ドコモあんしんセキュリティが必要かどうか」判断できるチャートの図解も交えながら、解説します。

ドコモあんしんセキュリティは本当にいらない?

前述の通り、ドコモあんしんセキュリティは、ドコモが提供するスマートフォンやタブレットをウイルスや危険サイト、迷惑メール・電話といった脅威から守るためのサービス。

もっとも普段から「怪しいウェブサイトのリンクやポップアップ広告などをクリックしない」「怪しいアプリをインストールしない」といったリテラシーがある方ならば「月額料金を支払ってまで対策することではない」という考え方もできるでしょう。

そこで、YES/NOで回答するだけで「ドコモあんしんセキュリティは必要か、不要なのか」を判断できるフローチャートを作成しました。ぜひ参考にしてください。

ドコモ「あんしんセキュリティ」は必要か不要か? 解約するとどうなる?
(画像=『オトナライフ』より 引用)

「セキュリティの知識がほとんどなく、かつドコモあんしんセキュリティに入るべきか迷っている」状態であれば、加入しておく方が安心でしょう。また加入する対象が離れて暮らす両親や知識のない子どもが使う端末であれば、月額料金が許容範囲内ならば加入しておいた方が良いでしょう。

このようにYES/NOで回答し、ご自身にドコモあんしんセキュリティが必要かを判断する基準として目安にしてください。

ドコモあんしんセキュリティを解約するとどうなるのか
解約すると「ウイルス対策」「危険サイト対策」などドコモあんしんセキュリティを通じて提供されているサービスはストップします。ただしドコモあんしんセキュリティが無料で提供する「セキュリティスキャン(ウイルス対策)」は引き続き無料で使えます。

セキュリティスキャンのみで十分な場合も、解約を検討する価値があるでしょう。

ドコモあんしんセキュリティを解約するには、My docomoへログインし解約する方法、ドコモショップで手続きする方法、お客様センターへの電話による解約方法の3つがあります。

My docomoへログインし解約するには、「ご契約内容」→「すべてのご契約状況を確認」→「オプション」をタップします。オプションの一覧から「あんしんセキュリティ」を見つけ、現在契約中であることを確認し、「解約する」をタップすることで解約できます。

ドコモあんしんセキュリティのメリット

ドコモあんしんセキュリティは手軽に申し込み可能で、セキュリティ知識がなくとも加入すれば一括でスマホに必要なセキュリティ対策を講じることができます。

スマホのセキュリティ対策の知識がほとんどない人や、セキュリティソフトを自分で購入し導入することが難しい人、また高齢の方やスマートフォンに不慣れな人には安心できるサービスです。申し込み・解約がともにドコモショップでできることもメリットで、必要に応じて店頭で質問をしながら手続きできる点も安心材料ではないでしょうか。

ドコモ「あんしんセキュリティ」は必要か不要か? 解約するとどうなる?
(画像=『オトナライフ』より 引用)

また、ドコモのほかのサービスも併用で利用している場合、月額料金から安くなることも。たとえば「あんしんパック モバイル」は、「ケータイ補償サービス」「あんしん遠隔サポート」「あんしんセキュリティ」がパックになったサービスで、まとめて申し込むとそれぞれの月額料金の合計から418円(税込)引きで利用できます。

ドコモあんしんセキュリティのデメリット

そもそもスマホのOS自体にも基本的なセキュリティ機能は搭載されています。また各OSに対応したアプリストアでもマルウェア対策などは行われています。それらの対策で「十分」な場合、ドコモあんしんセキュリティへの加入の意味は薄れます。

またドコモあんしんセキュリティは高齢の方などにとっては「OSアップデートを求められるため、ややこしい」と映る可能性があります。たとえばiPhoneの場合、ドコモあんしんセキュリティの対象OSはiOS 15以上(※2021年リリース)。昔の端末を使っていて、数年にわたってOSアップデートをしていない場合はそもそもサービスの対象にならない可能性があります。

つまり「古いOSなどを使い続けている人ほど『あんしんセキュリティ』が必要なのに、そうした方がサービスの対象にならないかもしれない」というデメリットがあります。

ドコモ「あんしんセキュリティ」は必要か不要か? 解約するとどうなる?
(画像=『オトナライフ』より 引用)

さらに月額制で、1台につき1契約が必要のため、複数のデバイスにセキュリティをかけたい場合は料金面で大きなデメリットがあります。

「あんしんセキュリティ(迷惑SMS対策)」や「あんしん遠隔サポート」は別料金
またドコモあんしんセキュリティには類似サービスがいろいろとあります。たとえば「あんしんセキュリティ(迷惑SMS対策)」は、迷惑SMSに特化した「あんしんセキュリティ」。「ドコモあんしんセキュリティ」とは別料金で、月額220円(税込)。

「あんしん遠隔サポート」はオペレーターがスマホの使い方について遠隔でサポートするサービスで、月額440円(税込)。こういった「あんしん」サービスにまとめて加入できる「あんしんパック モバイル」は月額605円~1,342円(税込)。

つまり「ドコモあんしんセキュリティ」は比較的幅広いセキュリティ対策が可能ですが、1つのプランだけではカバーしきれない範囲もあります。迷惑SMSはその一例。
そして「あれもこれも」とオプションをさらにつけたり、パックに加入すると「月額1,342円」になる可能性もあります。どのプランに加入するのか、は慎重に検討しましょう。

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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