世界のトップゴルファーがしのぎを削るLPGA米国ツアー、今回は女子のランキングトップ10を紹介したい。強豪がひしめき合うこのツアーに、今年は9人の日本人選手も参戦している。彼女たちの中に上位に食い込んでいる選手は何人いるのか、またどの位置につけているのか。その辺も合わせて掘り下げていきたい。
【KPMG女子PGA選手権速報】暫定首位はレキシー トンプソン 渋野日向子は4位タイ発進
まずは、6位-10位まで。
【6位―10位】
6位: 梁 熙英
(韓国/賞金額 $1,691,471)
7位: 渋野 日向子
(日本/賞金額 $1,684,525)
8位:ユ へラン
(韓国/賞金額 $1,581,121)
9位:ハナ グリーン
(オーストラリア/賞金額 $1,508,146)
10位:リリア ヴ
(アメリカ/賞金額 $1,390,730)
続いて、上位5人を5位からお届け。
5位:アリー ユーイング
(アメリカ/賞金額 $1,799,278)
4位:ローレン コフリン
(アメリカ/賞金額 $1,876,282)
3位:古江 彩佳
(日本/賞金額 $2,542,305/2024エビアン選手権優勝ほか)
ミレニアム世代プロ第1号の古江 彩佳選手。2022年からLPGAツアーに本格参戦を果たすと、早くも1勝を挙げた。参戦3年目となる2024年は、ドライブオン選手権で4位タイ、ブルーベイ LPGAで3位など、コンスタントに上位に顔を出し、そして7月のエビアン選手権では、逆転で優勝を飾った。日本女子のメジャー優勝は樋口久子、渋野日向子、笹生優花に続く4人目という快挙でもあり、今後の活躍が大いに期待される1人だ。
2位:笹生 優花
(日本/賞金額 $2,648,812/2024全米女子オープン優勝ほか)
日本人の父とフィリピン人の母を持つ笹生優花は、2021年に全米女子オープン選手権を制覇するなどLPGA参戦当初から輝かしい記録を持っていたが、その後は未勝利が続いた。そんな中迎えた2024年、5月の全米女子オープン選手権にて、3年ぶりの勝利を同じ舞台で果たす。日本女子のメジャー2勝は初めてという大記録だ。賞金ランキングで2位につけ、1位のネリー・コルダに迫れるか。シーズン後半に期待したい。
1位:ネリー コルダ
(アメリカ/賞金額 $3,006,871/2024シェブロン選手権優勝ほか)
2021年の全米女子プロゴルフ選手権を制し、東京オリンピックでは金メダルを獲得、名実ともにトップに上り詰めたネリーコルダ。2023年は未勝利に終わったものの、2024年は飛躍の年となる。1月のドライブオン選手権から、4月のシェブロン選手権まで出場5連勝という大記録を達成。さらに5月のみずほアメリカズオープンでも勝利し、既に年間6勝を挙げている。絶好調の今年、さらなる記録更新となるかまだまだ目が離せない。