8月1日(木)、相模湾のまきエサ釣りのキハダ・カツオが解禁となった。その様子を小坪の洋征丸から解禁日の模様を取材した。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 岩下和弘)
コマセキハダ&カツオに出船
5時すぎに港に到着。この日を待ちわびたアングラーが、すでに乗船してスタンバイと活気にあふれている。
20人を乗せて5時半に女将が見送る港を離れる。高木洋征船長の操船で洋上を南下。仲乗り役として、船長の息子洋太郎さんが、大学が夏休みとのことでお手伝いに。30分ほどで、船長から「用意してください」と準備のアナウンスが流れる。
天候は晴れ、潮回りは中潮で干潮は8時39分。魚群を探してサーチが始まる。6時47分に「タナは15~20m」でスタート。まきエサが3kg、付けエサは1kgが用意されている。氷は船に用意されているが、保冷用の氷は持参の協力を。
解禁初日から食い活発
左舷には9人が入り、ミヨシの昨年66.7kgのキハダを仕留めシーズンに入ると週2回通うという常連の菅原晃広さん(藤沢市)がファーストヒット。船長がたぐり、洋太郎さんがタモ入れで今期の初物カツオをキャッチ。
続いて同舷ミヨシ4番に入る伊藤達雄さん(八王子市)にヒット。こちらはキハダの幼魚キメジをキャッチ。
右舷ミヨシ2番では、通年同宿で通う房崎晃さん(鎌倉市)もキメジをキャッチ。仕掛けはハリス14号2m、ハリはカットヒラマサ14号。キメジのタナは深く、上の層はカツオという混在の群れが多い様子。
さらに右舷ミヨシ5番の万力泰弘さん(市川市)にはカツオがヒットしタモに収まる。
7時半になると、群れが散ったようで大きく移動。群れを追って各港からの僚船が集結。ミヨシではルアー(エビング)で狙う佐藤和昭さん(川崎市)はリアバランスのメタルジグ200号、ハリス14号3m、ハリオキアミマグロ16号にワームエビングスティック3.5inchグローピンクで攻める。同宿でのエビングはミヨシのみで最大6人限定。予約時に確認を。