■「確り」の意味は…

「確り」の意味について、デジタル大辞泉(小学館)では、以下のように記載されています。

①物事の基礎や構成が堅固で安定しているさま
・かたく強いさま
例:ロープを確りと結ぶ・確かでゆるがないさま
例:土台の確りとした建物②考えや人柄などが堅実で信用できるさま
例:確りとした意見の持ち主、論旨の確りとした論文

③気持ちを引き締めて確実にするさま
例:確りと勉強する、上級生らしく確りしなさい

④身心が健全であるさま。また、意識がはっきりしているさま
例:確りとした足どり、高齢でも頭は確りしている

⑤十分であるさま。たくさん。皮肉をこめていうこともある
例:今のうちに確りと食べておく、金を確りためこんでいる

⑥相場が上昇傾向にあるさま

同じ意味で「聢り」とも表します。