■航空機が時空を超える事件

 2009年11月1日スペインの航空会社イベルワールドA7-301便のエアバス機が、本来着陸を予定していた空港から8,850kmも離れた別の空港へ着陸した事が確認されたと言う。A7-301便はスペイン・マドリッドを離陸、南米ボリビアのサンタ・クルス・デ・ラ・シエラへ向かい着陸態勢に入っていた所、次の瞬間、どういうわけか、はるか離れたアフリカ北西部沖のテネリフェ島のテネリフェ北空港に着陸していたのだという。乗客乗員は全員無事だったが、パイロットも、空港の管制塔も理解に苦しむ状況だったようだ。様々な検査や調査を行い17時間後に、乗客を乗せ、同機は目的地のサンタ・クルス・デ・ラ・シエラへ再度離陸した。

 この事故には後日談がある。当時、CERNでは最高記録となるエネルギー量の陽子ビームを加速させる実験が行われていた。その時に発生した磁場が、タイムワープの通路を発生させたのではないかと言う疑惑が持ち上げられたのだ。エアバスA7-301便は、たまたまこのタイムワープの通路上に存在したテネリフェ島に瞬間移動させてしまったのではないかということだ。CERNは事故との因果関係について言及しなかったものの、翌日11月2日には陽子加速器の電源を落とし、点検が行われたといわれている。

パラレルワールドがこの世界に入り込んでいる証拠!?マンデラ効果、失踪、異世界パスポート、パンデモニウム…
(画像=Laurent ERRERA – Flickr, CC 表示-継承 2.0, リンクによる,『TOCANA』より 引用)

 筆者の杞憂ならいいのだが、こうした事例はその後も起きていたのかもしれない。2014年3月8日0時41分発マレーシア航空MH370便(B777)は乗員乗客239人を乗せてマレーシアのクアラルンプール国際空港を出発し、中国の北京空港に向かった。ところが、離陸50分後、地上管制との更新が途絶え、南シナ海上空で左旋回して予定コースを大きく外れて南西に向かった。マレーシア空軍のレーダーは離陸後約1時間40分までの奇妙な飛行コースを捕捉していたが、そのまま消息を絶った。マレーシア政府の公表した情報によると、同機は離陸後、7時間30分に渡って飛行していたと言うが、10ヶ国以上が参加して遭難機を捜索したが手がかりは全くつかめなかった。

 実はこの間、機長が乗員乗客239人を人質に、不当に拘留されているアンワル副首相の解放を求めていた訳だが政府側が拒否したため、墜落を決めたとのもっぱらの噂だ。そして翌年2015年7月にMH370の機体の一部がインド洋の西のフランス領レ・ユニオン島で発見され、また2016年3月初めにアフリカ東部モザンビークの海岸に打ち上げられた機体の残骸が不明マレーシア機の一部である可能性が高いと3月24日付けで豪州政府が発表している。この事件については乗客に多数の中国人が含まれ、彼らが仮想通貨に関するコード・エンジニアだったため暗殺されたのではないかという陰謀説も唱えられていた。今の所、公式発表がない為、どの説が真実なのかは今もって判明していない。

パラレルワールドがこの世界に入り込んでいる証拠!?マンデラ効果、失踪、異世界パスポート、パンデモニウム…
(画像=Pete LinforthによるPixabayからの画像,『TOCANA』より 引用)

■パラレルワールドと残留記憶と偽記憶の関係
 筆者が以前、住んでいた世界と今のこの世界の間でもっとも違う所をあげるとしたら、それは地球の大きさが違うことだろう。義務教育では地球の直径や円周、エベレストの高さなどの地理を習ったものだが、この世界とは微妙に違っている。この世界はやや大きいのだ。エベレストの最高峰の海抜に関しては最近、ネパールと中国が計測を発表して、1m程高くなったと報告されているが、それでも8,849mは、筆者が学校で習った7,880mに比べて1,000m近く高い。私はどうしてしまったんだろうかと悩んでいた時、同じようにエベレストの高さは7,000m級と記憶していた人々が存在している事がわかった。また世界地図上のオーストラリアとニュージーランドの位置に違和感を感じている人々もいる。筆者は前述した通り、1990年代に何度も豪州へ行き、1997年から2003年まで約6年程滞在していたので、その位置が変わっているように見えることはなかった。しかし、もし地球が以前の世界よりやや大きくなっていたとしたら、地図上の大陸と島が離れて見えることは当然と言えば当然だろう。では日本の中においてマンデラ効果や偽記憶、物的証拠のある異世界の住人などの話を列挙してみよう。
・ファンタのゴールデンアップル味(1970年代)説
・東京都の太田区/大田区説
・漢字の部首や作りが違う(勉も「力」が「ム」だった)説
・茨城の読みが「いばらぎ」説
・キットカットのロゴにハイフンがあった説
・「48」都道府県説
・ピカチュウの尻尾の先端の色が黒説
・ミッキーマウスはサスペンダーをはいていた説
・モノポリーおじさんは片眼鏡をかけていた説
・昭和65年発行の1万円硬貨が存在する説
 2017年1月北海道函館のコンビニで買い物を装ってニセ硬貨を使用して商品と釣りの8,500円をだまし取ったとされる事件があり、同様な手口の事件はその後にも2012年に茨城県つくば市内のコンビニで事件が怒っており、詐欺容疑で逮捕された建築作業員の男曰く「使えると思った」などとし、容疑は否認している模様。この一万円硬貨を所管の警察が分析、検査した所、財務省造幣局と遜色ないほどに精巧に作られている、希少な金属が使われているものの、「いたずら目的で作られた偽物」ということで処理されている。この昭和六十五年製の10,000円硬貨にデザインがそっくりな記念コインは、その後の調べで、コスモスという会社が作ったジョーク商品だった事がのちに判明している。表記は昭和七十五年と違うものの、裏面には子供銀行の文字があり、デザインもほぼ同じだった。ここまでには少なくとも、他国で製造された硬貨説、造幣局で作る試作品が市中に出回った説、おもちゃのキーホルダー説、「8分違いのパラレルワールド」から来た説など実しやかに囁かれていたが、蓋を開けてみると、おもちゃだったというオチがついてしまった。ただ一つ疑問が残るのは、この硬貨を使用した事件は日本全国で複数あり、北海道での詐欺事件でも「使えると思った」といういかにも異世界の住人がそれまで普通に使っていた事があるような供述をしている所から、異世界人だったのではないかとされていた。

パラレルワールドがこの世界に入り込んでいる証拠!?マンデラ効果、失踪、異世界パスポート、パンデモニウム…
(画像=イメージ画像 Created with DALL·E,『TOCANA』より 引用)

■幻のキサラギ駅について

 こういう異世界との行き来は、何も向こうから来るだけではなくて、こちらの世界から向こうへ踏み入れて戻って来た事例もあるので、一概に、パラレルワールド説は否定できない。そしてこちらの世界の住人には読めないような漢字で書かれた駅に降りたとか、寝過ごしている間に、違う世界の車両に乗ってしまい、最終駅で降りて、散歩がてらにいろんな場所を見たが、見覚えもなく、怖くなったので元の電車に戻って来たら、眠くなって来て、目覚めたら、寝過ごしていたという尾ひれ付きだ。ただ向こう側に足を踏み入れた人にとってはただ事ではないだろう。携帯電話で写メをとってSNSに書き込んで見たら、時差はあるものの、圏外なのに、書き込みもできて、メッセージのやり取りはできたという人は実在する。なぜか鉄道に乗っている時に高い確率で発生しているので、筆者は、環状線と太陽フレアと磁気嵐を疑っている。ほぼ同じタイミングで、地球に太陽フレアが直撃して磁気嵐が発生、環状線の中と外に特異な磁場が形成されて、もっとも近くの異世界と繋がってしまったと言う説を推して見たい。SNSや大手掲示板の書き込みなので、虚実入り混じった体験談は話半分で聞き流す事にしているが、夜中に読んでいると結構怖い。

■地球のバイオリズムとタイムトンネル

 1931年に行われた米海軍のステルス実験「フィラデルフィア計画」とその後続実験にあたる「モントーク・プロジェクト」の中で、タイムトンネルやパラレルワールドが発生したという話がある。その超自然的なタイムトンネル内で他の異星人と出くわす探検隊や、ワームホールを使って地球から火星にジャンプする人々もいたそうだ。

 こうした実験が世界に及ぼす影響は大きく、大停電などが発生することもしばしば。さらに太陽の磁気嵐などが重なると、異世界への扉が開く可能性も高まっていくと考えれている。記憶違いだけならまだしも、失踪、パラレルワールドからの来訪者、停電、自然災害の多発など、異世界への扉が開くことでの危険は枚挙にいとまがない。我々も気を付けていかねばならないだろう。

※当記事は2021年の記事を再編集して掲載しています。

文=中津川昴

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提供元・TOCANA

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