エビスレザーは、ユーザーの希望に沿った時計ベルトを製造する東京、恵比寿のオーダーメイドショップ。同店は職人技術を生かしたオーダーメイドに加え、海外のベルトメーカーの正規代理店としての顔をもつ。そんな同店が今夏のイチオシモデルとして、特に力を入れてラインナップを強化しているのが2種類のラバーベルトだ。“Air flow(エアフロー)”のは香港のパーツメーカー“オフィシャルタイム”が手がけるロレックス専用のラバーベルト。ロレックスの純正バックルを装着できるのが大きな特徴となっており、手持ちのロレックスをスポーティにアレンジして楽しむことができるのが特徴となっている。
もうひとつの“ZEALANDE(ジーランド)”は、フランス最大の時計フォーラム“フォルマモントレ”でモデレーターの経験をもつ時計コレクターがオーナーを務めるフランスのベルトブランド。ロレックス、オメガ、タグ・ホイヤーなど、主要ブランドの腕時計に合うように特別に設計されたベルトを展開しており、スイスメーカーによる高品質な作りが時計愛好家から高く評価されている。今シーズンは、新たにブランドを選ばずに様々な時計に付けられる万能型の“ユニバーサルストラップ”もラインナップに追加されており、選択肢の幅がさらに拡充されている。
ラバーベルトはレザーベルトに比べてカジュアルな印象が強いが、使用している素材、細かいディテールの造形によって見た目の高級感や装着感は大きく違ってくる。手軽さを重視して高級時計に安価なラバーベルトを合わせてもよいのだが、やはり見た目の印象に違和感が出てくることもあるため、時計にこだわるならば、ラバーベルトも高品質なものを選びたいところだ。今夏にラバーベルトへ付け替えを考えている人は、エアフローとジーランドをチェックしてみよう。
》Air flow(エアフロー):ラバーストラップ
ロレックス専用のプレミアムラバーベルト
付け換えた際もまるで純正のように自然なフォルムで装着できるロレックスの純正バックルを用いて装着可能なシリコンラバーベルト。裏面にハチの巣状の凹凸を施しているため通気性も良く、快適な着け心地を実現している。画像ギャラリーでも紹介しているが、同社が販売している“AKエンドリング(弓環)”を仕様することで、時計と一体感を高めてベルトを装着することができる。
■シリコンラバー。ベルト幅は20mm。カラーはブルー、ホワイト、ブラック、レッド、グリーンの5種類。1万6500円
》ZEALANDE(ジーランド):ラバーストラップ
ロレックスやオメガなど主要ブランドに対応
強度、弾力性、温度変化や経年変化への耐性に優れるスイスメーカーのヴァルカナイズFKMラバーを採用。湾曲した形状によってブレスレットの端とケースの間の空間をなくして装着感を高めている。
■FKMラバー。ベルト幅は20mmと21mm。カラーはブラック、ホワイト、オレンジ、グリーン、レッド、ネイビーの6種類。2万6400円