気をつけたいドラグ設定

カサゴは根に潜る魚で、ハリがかりした瞬間、ものすごーく単純なペロンとした地形に見えていても、どこか隙間を探してうまいこと潜っていく。その動きたるや「秒」レベルで、油断できたものではない。身体が小さいせいか小型の方が根潜りがうまかったりするので、いつでもどこでも容易なターゲットと思ってはいけない。

夏に楽しむルアーカサゴ釣りのススメ【昼と夜それぞれの釣り方を解説】ドラグ設定は念入りに(提供:TSURINEWSライター井上海生)

食いが良いときには、ドラグは強めに締めておこう。ドラグノブという、スピニングリールの頭部分のつまみを時計回りに回してやれば、ドラグは締まる。締め切った状態から反時計周りに5回転くらいが、2000番リールで2.5lbのラインならば妥当なところだ。

目標サイズは20cm

夏のカサゴゲームは小型の数釣りを楽しむもの。デイ&ナイト釣れる好ターゲットといえよう。お子様のルアーフィッシングにも最適ではないだろうか?ひとまず目標サイズは20cmくらい。これを超えれば、堤防から釣るサイズとしては上級だ。

夏に楽しむルアーカサゴ釣りのススメ【昼と夜それぞれの釣り方を解説】 グッドサイズを目指して(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ちなみにカサゴゲームの入門費用は、ロッドからリールからすべて揃えるなら、およそ1タックル最安で1.5万円くらいとなる。そこまで高級なものは要らないので、釣具店で優しい店員さんに聞いてみよう。親子でひとつのロッドを持つもよし、もうひとつはパックロッドにしてエサ釣りを楽しむのもよし。この夏、海でカサゴと遊ぼう。

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<井上海生/TSURINEWSライター>

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