ゼロテンション維持でアタリ感知
誠君が「よくアタリが分かるね!どうしたら釣れるの?」と聞いてきた。私は「オモリを底に着けたままで、ミチイトを張りながらもゼロテンションを維持して、サオ先に違和感があれば空振りでもいいので聞きアワせてみた方がいいよ」とアドバイスした。
その後は連続でベラやトラギスがヒットするので、船長の判断で移動となった。次は平場の水深23m、根掛かりのないポイントだ。ここでは連続で25cmクラスのカワハギを2匹追加。
誠君はチョイ投げして、仕掛けを寄せてきた時にカワハギを初ヒットさせ、25cmの良型を取り込んでいた。
釣友は25cmクラスキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)
良型ゆえのバラシに悩む
夏カワハギは全体的にサイズがいいので引きが強い。バラさないようにハラハラドキドキしながらリールを巻くときはスリル満点で、ゲーム性の高いターゲットだ。この日は活性が良い方ではないが、移動するたびに1~2匹ずつ追加できた。誠君もバラシが時々あるなかで、パラパラと追加していた。私はウネリとバラシのなかでもツ抜けを達成できホッとした。
その後、水深26mのポイントでこの日一番の強い引き。ゆっくりゆっくりと慎重にリールを巻くと、見えたのは尺カワハギだ。しかしあと一歩のところで横走りして、痛恨のハリ外れとなってしまった。
良型ダブルも(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)
その後2匹追加して終了時間となった。この日の釣果は19~25cmを12匹だった。
筆者の釣果はカワハギ12匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)
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<週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘/TSURINEWS編>
石川丸
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この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年9月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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