オンライン語学学習プラットフォーム「Preply」は、働く日本人の夏季休暇に関する意識調査を行いました。調査実施日は7月11日、20〜59歳の男女600人を対象にインターネットで行われました。

夏季休暇の罪悪感、若い世代に顕著

調査によると、20代の2割以上が夏休みの取得に罪悪感を感じていることが明らかになりました。

特に、若手社員は「同僚や上司に負担がかかるから」「対応が必要な業務があるから」といった理由で、休暇を取ることに後ろめたさを覚える傾向があるようです。

全世代では、約半数が「罪悪感を全く持たない」と回答。特に50代では罪悪感を抱く人が非常に少ないことが分かりました。経験豊富な世代ほど、夏季休暇を気兼ねなく取れるのかもしれません。

休暇中も仕事を気にするビジネスパーソンは4割

休暇中とはいえ、時には職場と連絡を取る必要が出てくることもあるかもしれません。

調査結果では、61.3%のビジネスパーソンが「休暇中は一切仕事を行わない」と回答している一方で、約4割は休暇中も職場と連絡を取り合うことがあることが分かりました。

特に「突発的な問題や緊急事態に対応するため」に連絡を取るケースが多いのだそうです。

現代のビジネス環境においては、仕事を完全に切り離すことが難しい状況だということがうかがえます。

また、38.7%の人が夏季休暇中の予定を職場に一切伝えないことが調査で明らかになり、仕事とプライベートを明確に区別したいと考える人々が一定数存在することがわかります。

休暇を取らないことがストレス軽減に悪影響

しかし、休暇中に仕事から完全に開放されることは、ストレス解消への第一歩ともいえるのではないでしょうか。

実際、「休暇中に仕事の関係者と一切コミュニケーションを取らないことで、どのような効果が得られるか?」という質問に対しては、60.2%が「ストレスが減る」と回答しました。