電動モビリティメーカーとして知られる株式会社ブレイズが、16歳以上であれば免許不要で乗ることができるという電動モビリティ「スマートEV特定原付モデル」を発売します。
特定小型原動機付自転車に分類されるというこの電動バイク。応援購入サイト「Makuake」で、8月20日から先行予約販売が行われています。
特定小型原動機付自転車とは？
特定小型原動機付自転車は、2023年7月1日に法改正された改正道路交通法の規定で定義されました。原動機付自転車のうち、電動機の定格出力が0.6kW以下であって長さ1.9m、幅0.6m以下かつ最高速度20km／h以下のものを指します。
電動キックボードなどの電動モビリティに対応する新たな車両区分として定められたといい、16歳以上であれば、運転免許がなくとも乗車が可能。しかし、車道通行（自転車道も通行可能）するというルールが定められています。
Makuakeで先行予約販売されるスマートEV特定原付モデルは、国土交通省保安基準適合性等確認済み（型式：SMT-01）車両だといいます。
株式会社ブレイズからは、公道走行の際は、必ずナンバー登録・自賠責保険への加入を行い、安全のためヘルメットを着用の上、警察庁から提示されている交通ルールを遵守するよう呼びかけが行われています。
国土交通省｜特定小型原動機付自転車
駐車場不要・室内での充電可能
スマートEV特定原付モデルの特徴は、最短5秒でコンパクトに折りたたみできることです。
およそ20kgと軽量設計が施されているため、一般的な電動アシスト自転車よりも軽く、いわゆる原付バイクと比較しても約1／4程度の重量しかないといいます。
また、本体から取り外したバッテリーを家庭用100Vコンセントから充電するという仕組み。特別な充電設備や、駐車スペースは不要です。
製品概要
長さ／高さ／幅：1,230／1,000／600（㎜）
総重量：約20kg
最大速度：20km／h
※変速モード：6km／h～20km／h
航続距離：約30Km
充電時間：約3.5hで満充電
税込価格： ￥239,580
