■素人の動物郵送はこんなにも危険

ポスト投稿の経緯について、高見さんは「送り主名が記載されていなかったり、郵送方法が危険だったため、送り主さんと繋がり、どれだけ危険な行為なのかを知って頂きたく、二度と同じようなことが起こらないよう多くの方に知って頂きたく、ポストしました」と振り返る。

なお後日、送り主からは謝罪の連絡が届いたそうだ。

じつは「ゆうパック」は特定の条件下で小動物の郵送が可能だが、高見さんが強い怒りを感じているのがその発送方法。

今回の事態について「当法人も動物業をしているため、日本郵便さんが生き物を運んでくださることは大変感謝してます」と前置きしつつ、「業者間ではプロが輸送準備をして発送するためほとんど事故は無いですが、今回のように紙袋を使用したり、カイロが中に入ってたり、空気穴が無かったり、さらには送り主の名前や連絡先が無いのはあり得ないことです」と、苦言を呈す。

匿名で届いた謎の小箱、酷すぎる中身にゾッとした 「あり得ない」と怒りの声噴出
(画像=『Sirabee』より引用)

加えて「鳥類を送る際は、必ず名前・連絡先等の記載や、段ボールや木箱等の徹底をお願いしたいです」「そもそも、本来は素人さんが送ること自体が危険すぎるので、廃止して頂きたいです」と、忌憚の無いコメントを寄せてくれた。

実際、知識のない人物が鳥を郵送するのは非常に危険な行為で、高見さんは「熱中症や凍死、怪我の危険もありますし、その他梱包の方法等の問題もあります」と、その危険性について強調している。