楽天インサイト株式会社が、「夏の暑さ対策に関する調査」を、7月1日、2日に、全国の20~69歳の男女1,000人を対象に実施しました。
同社は、楽天グループに名を連ねるマーケティングリサーチを行う企業です。
盛夏の不安が増加、その対策は?
猛暑日が続き、心配になることを複数回答式でたずねた設問では「電気代が高くなる」が62.4%でトップ。次いで、「熱中症が心配になる(55.4%)」「食中毒(40.1%)」が続く結果を示したそうです。
夏の暑さ対策として利用するアイテム(複数回答可)に関しては、屋外用として「日焼け止め(50.4%)」が最多となりました。しかし、男女間ではUV対策をめぐる意識に約27%のの差がみられ、女性の方が念入りに対策しているようです。
また、屋内用アイテムでは、「エアコン(81.1%)」がトップに選ばれているといいます。
エアコンの稼働と電気代節約
エアコンをめぐる調査では、夏季の稼働時間を「9時間以上」と答えた人が31.2%と最も多く、年代別では60代(39.8%)が最多でした。
さらに、60代回答者からは電気代節約に向けて「何かしら取り組んでいる」といった声も多く寄せられ、世代別で1位となっているそうです。その取り組みは「扇風機の使用」「エアコンの温度設定を高めに設定する」などだといいます。
気象庁によると2023年に続き、7月の高温記録を更新したという今夏。環境のため、家計のために……とエアコン利用を我慢したら健康を害する可能性は否定できません。さまざまな「暑さ対策」や、この調査で高齢層が取り入れている「節電対策」などを活用して、夏を乗り切りましょう。
気象庁|2024年7月の天候
調査概要
回収サンプルサイズ:1,000
調査期間:7月1日~2日
調査主体・実施機関:楽天インサイト株式会社