メキシコのある一家が所有している聖母マリア像が、不可解にも血のような涙を流したことが発覚、多くの訪問客が家を取り囲む騒ぎに発展しているという。

 地元メディアの報道によると、6月2日にオブレラという町に住むドン・ミゲル氏の息子が家のマリア像の表面に奇妙な物質が付着していることに気づいたことから始まったという。一家は地元の司祭にこの不可解な出来事を報告し、司祭はすぐにミゲル氏の自宅を訪れ、不思議な現象ーー血の涙を流していることを確認した。

 この奇跡とも呼べる奇妙な出来事の噂は瞬く間に地域社会に広まり、やがて自分の目でこの像を見ようと、大勢の人々がミゲル家に押し寄せるようになった。 既に何百人もの訪問者がこの家に足を運んでいたそうだが、13日木曜日には押し寄せた人々の目の前でマリア像が再び泣き始めたという。ちなみにこの時の「涙」は血に似た物質ではなく、透明な液体だったそう。

 ちなみにこのような奇跡とも呼べる超自然的な現象については、バチカン側が奇跡に認定されるべき現象か見極める専用のプロトコルを発布しており、最初にこの家を訪れた司祭もその地域の大司教区にこのケースを忠実に報告、マリア像から流れた血と涙のサンプルを収集するために専門家を派遣している。

 このサンプルを検査することで、血と涙の出所やそれがどのようにして像の目から流れ出たのかについての洞察が得られると思われる。 専門的な調査によって、最終的にありふれた説明がつくかもしれないが、この家で奇跡的なことが起こったと信じる人々の感情を揺さぶることはほとんどないだろうと考えられている。

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文=田中尚(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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提供元・TOCANA

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