謎の文字が書かれた不思議な碑文は、創作の世界でも現実でも私達を興奮させてくれるものだ。だが、そんな謎の碑文がごく普通の家の中庭から発見されるという事件が起きた。

 先日、イギリスはシュロップシャーに住むジョン・アダムス氏が中庭に置かれていた石を何気なく持ち上げたところ、その裏側に数行の解読不能な文字が刻まれていたことに気がついた。古いモルタルが剥がれた下から現れたもの。文字は形状に規則性があり、分かち書きがされているため「塗料が剥げてたまたま文字に見える」ものとは違う様子が伺える。

 一体何が書かれているのか知りたくなった彼は、謎の碑文の写真をSNS上に投稿、注目を集めることとなったのである。

「文字数はかなりのものです。結構な時間と労力を費やしている様子が伺えるので、書いた人にとって重要なものであることは明らかです」と彼はBBCニュースのインタビューに語った。

 ちなみにこの家は、かつてよく使われていた街道に位置しているため、この石が何らかの目印になっていた可能性が考えられるという。そのため、「この家はかつては旅館で、パブでもありました。 たまたま通りかかったか、ここに滞在していた人が書いたものかもしれません」とアダムス氏は推測している。

 今のところ、文字についてはヘブライ語で書かれている可能性を指摘する声もあるものの、まだ解読には至っていない。

 一般家庭から発見された謎の碑文、気になる方は自分でも解読を試みてみてはいかがだろうか。

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【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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提供元・TOCANA

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