■約6割が「誤解」

確かに節電に関してはさまざまな意見やアイデアや見受けられるが、「エアコンの正しい節電」について理解できている人はどれほどいるのだろうか。

空調機メーカー大手のダイキン工業が今月、エアコンの節電に関する実態調査を実施したところ、約6割の人が節電方法について何らかの誤解をしていることが判明したと発表した。

■最も誤解されていたのは…

同社の調査によると、最も誤解されていたのは「風量はできるだけ『弱』で使う」という節電法だった。

そのほかにも「室外機全体をカバーで覆い、直射日光が当たらないようにする」「こまめにスイッチを切る」「風向を下向きに設定し、人が生活する床上付近を集中的に冷やす」といった誤解が上位に挙げられた。

同社では、これらがいずれも消費電力の増加につながりやすい行動であることを指摘する。