バッテリーを安全に充電できる充電モジュールにより、視覚障がい者が進路上の障害物を検知し、安全にナビゲートできるようになる。
今年1億5000万ルピーの予算を確保
チャンディーガル大学は、パンジャブ州のチャンディーガル近郊に位置しているインドの大学。パンジャブ州の私立大学では唯一NAAC(National Assessment and Accreditation Council:大学、専門学校、大学院などの高等教育機関 の評価・認定を行う機関)からA+グレードを授与されている。
UGC(University Grants Commission:インド大学助成委員会)の認可を受けており、工学、経営学、薬学、法学、建築学、ジャーナリズム、アニメーション、ホテル経営、商学など109以上のUG・PGプログラムを提供している。
過去10年間でチャンディーガル大学の学生と教員は、工学、科学、IT、ヘルスケアの分野で2613件の特許を申請しており、そのうち130件以上はパンジャブ州の学生によるものだ。
2021~2022年度には703件の特許を申請して記録を樹立し、国内で年間最多の特許申請機関としての地位を確立したという。なお、スマートグラスを開発したAmit氏とSimran氏は、同デバイスの特許を申請済みだ。
チャンディーガル大学の学長で国会議員のSatnam Singh Sandhu氏は、今回のスマートグラス開発について「生活を簡素化し、社会をより良い場所にすることを目的としたこのような独創的なアイデアと、それを最終製品やサービスに具体化することこそが、チャンディーガル大学を他の大学と差別化するものだ」と述べた。
さらに同氏は、キャンパスでの研究をさらに奨励するために1億5000万ルピーの予算を確保したとコメント。今後もチャンディーガル大学の研究分野の発展に期待したい。