アデコ株式会社(以下、アデコ)、イオン株式会社、シチズン時計株式会社、パナソニック コネクト株式会社(以下、パナソニック コネクト)、株式会社ルネサンス(以下、ルネサンス)の5社は、女性のキャリア開発支援に向けた企業横断型の「クロスメンタリング」を実施しています。
7月24日(水)にはキックオフミーティングが開催されたとのことですが、今後どのような取り組みが予定されているのでしょうか。
2023年度から取り組んでいる「クロスメンタリング」
「クロスメンタリング」とは、メンター(支援、助言する人)とメンティー(支援・助言を受ける立場の人)を他企業同士で組み合わせた取り組みのことです。
2023年度はアデコ、パナソニック コネクト、ルネサンスの3社で実施。
メンティーからは「1つ上の職位を担うことへの自信が高まった」、メンターからは「企業の枠を超えた人材育成が自身の成長機会につながった」などの好意的な意見が寄せられたことから、2024年度は新たな2社を加えて、5社合同で行うことになったとのことです。
年内に3度のメンタリングを実施
実施の主な目的は女性のキャリア開発支援です。上司ではない他者からのアドバイス、対話からヒントを見つることによって、自律と長期的なキャリア開発を促進する仕組みを想定しているといいます。
メンターには部長クラス以上の女性、メンティーには課長クラスの女性が割り当てられ、各社2人ずつの計20人が参加予定とのこと。
今後は年内に3度のメンタリングを行い、9月の中間共有会を経て来年1月にクロージングを迎えるそうです。
取り組みへの期待
キックオフミーティングで参加者にエールを送ったパナソニック コネクト取締役の山口有希子氏は、同社が2035年に女性管理職比率30%を目指していることを上げたうえで、「クロスメンタリングを通じ、参加者のみなさんがキャリアやライフプランの設計に関してより良い刺激を受け、さらなるご活躍につながること、心より応援しています」とコメントしました。